お寺ごはん
こんにちは
昨日、お寺イベント『向源』に参加してきました
このイベントが東日本大震災がきっかけで始まったそうです。
日本のため、被災者のため、自分のために必死に戦い続けている若者たちに、一瞬でも全てのスイッチをオフにして、リラックスしてほしい、雑音から脱して、ゆっくりと自己と向き合った中でみつけた大切な目標に[向]かうときの[源]となりたい、という思いからだそうです。
今回は3回目。テーマは『自分の声、聞こえてますか?』
ワークショップがいくつもあり、DJ・ライブもあり、能、雅楽もあり、そして精進料理。
まず、書道のワークショップに参加しました。
今回のイベントのテーマにあるように、自分の声をキャッチするので、自分が感じた一文字を決め、書くというものでした。
静寂の中にいることもなかなかできないので、ふと浮かんだ文字はきっと何か私にメッセージがあるんだろうな、と。
能、雅楽もすごく近くで見れて、今まで遠いところにあったものが、近く感じてきたように思いました。特に雅楽の音色に癒されて帰ってきました。
そして、楽しみにしていた精進弁当。
2段弁当で想像以上に豪華でした。
こちらは上段。
たんごの節句をテーマにしているそうです。
ごはんは菖蒲湯で炊いたごはん。
左上にあるコロッケはふき味噌が入っていて、とても美味しかったです。
こちらは下段。
なんと、こちらは、『お寺ごはん』という本で有名な青江覚峰さんのお弁当
ここで実際食べることができるなんて
感激でした。
こちらのテーマは、様々な存在が出会う場所。
テーマの通り、油揚げの中に胡麻豆腐が入っていたり。
青のりを練りこんだ手作りこんにゃくだったり。
1品1品に意味があり、野菜の残りも出さないで作られていました。精進料理のイメージが変わりました。
かつおだしは使っていませんが、しっかりとした味で、ほんとにおいしかったです。
このイベントを通して、固定概念というものを取り払うことってとても必要だなと思いました。
もちろん、ルールは守りながら。
頭がやわらかくなった一日でした